看護留学で直面する難関とその対処法

私たちの元へ相談に来る生徒さんの多くは、アメリカで看護師になるのを目指す人が、圧倒的です。当たり前のことを改めて書きますが、看護の勉強は、ネイティブの人たちですら、苦労の連続です。授業前に分厚い教科書を読まされ、大量の宿題をこなし、1日かけての実習も多数経験しないとなりません。専門用語も数えられないほど出ますし、一教科を終える為に、越えねばならないハードルが、山積みです。

ただ、どんなアプローチをするにせよ、絶対的な事実が一つだけあります。

それは、「単に」英語力を上げる事。

TOEFLのiBTで言えば、最低でも65は欲しいところです。暗記だけでなく解析・分析力も要するため、ネイティブですら苦戦する看護の勉強を、英語を第二言語として学んでいる最中の留学生が挑戦するのは、常識的に考えて、険しい道のりなんてものではありません。ですがその険しい道のりは、ネイティブとアカデミックに競合できる英語力を身に着ける(地に足を着かせる)事で、殆ど解決できます。よって、看護の勉強を目標として渡米したのにそれを中途半端なところで諦める=単に英語の勉強をさぼっているだけ、と見なされても、反論はできません。

看護勉強の予想以上の厳しさに打ち負かされ、諦めて帰国してしまった方も、決して少なくありません。残念ながら、そうやって日本へ帰ってしまった方々からは、それ以降、何の音沙汰もありませんし、その方々の周囲に居る人たちからも、良い話を聞きません。

アメリカに居るのに英語力が上がらない、との嘆きも常に聞きますが、そうした人たちの生活パターンを伺うと、1日の中でほとんど英語に触れていないのが、現実であったりします。英語の勉強方法は、前回私たちスタッフの一人の行動を一例として挙げましたが、幾らでもあります。

せっかく自助努力して渡米した事ですし、安易に「帰国する」と考える前に、私たちの元へ相談をもらえれば、私たちから直接的に問題解決をする事はしませんが、「自分自身の力で」前へと進んでもらうよう、様々なアドバイスを考えます。

このアメリカで、一人で考えていては、必ずどこかで詰まってしまいます。

そんな時は、迷わず相談をしてください!

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